学校について

つばさ

それは私たちの学校の愛称です。
空高く、ぐんぐんのぼっていくつばさ、
教養と文化の大いなる世界をかろやかに飛び回るつばさ、
日本とフランスのけ橋となるつばさ、
そんな若きつばさたちが楽しく日本語を学んでいます。
私たちの学校はフランスのAssociation loi 1901 に登録された非営利団体AECFJPで、生徒の保護者たちが運営しています。
ひとクラス 6~7人までの完全少人数制をとおし、親子ともども和気あいあいとした学校です。

AECFJP

L’Association des Échange Culturels Franco-Japonais à Paris
L’Association régie par loi 1901, No w751190640
協会住所 46 rue de la Montagne Sainte Geneviève 75005 Paris

クラス構成

ひよこ組 (年少さん)
つばめ組 (年中さん)
はやぶさ組 (年長さん)
小学部低学年クラス
小学部高学年クラス
中等部クラス
高等部クラス
BAC準備クラス

私たちについて

教育方針

日本の国語教育とは一線を画し、フランスに軸を置く子どもたちにった読解力と表現力を向上させることに力を注いでいます。
最終的にバカロレア LV1( 第 1 外国語) に対応できるまで学力を上げることを目標とし、日本語で読みきする楽しさ、意見交換する楽しさのあふれた、躍動的な授業運営です。
また、ねんに1度、美術や茶道・華道など各界から一流の講師をまねき、日本文化にふれる体験型イベントも年間予定に組み込んでいます。
未就学児クラス(ひよこ、つばめ、はやぶさ)は、日本語を話す保護者の方とともに参加する楽しい教室。歌、手遊び、季節の工作、絵本の読み聞かせ、ひらがな指なぞりなど通じて日本語に親しみ、就学までにひらがなが読めるようになるのが目標です。

和気あいあい

Association loi 1901ですので、年会費とともに会員になっていただきます。 ひと家族ひと口。
この学校は会員みんなで盛り上げていくのが身上、おたがいに知恵を出し合い、風通しのいい校風を心がけています。

完全少人数制

先生の目が1人1人に届くためにも、ひとクラス6~7人までです。

お財布に優しい

いくら我が子の教育とはいえ、高騰した授業料はお財布に痛撃を与えます。運営委員全員が生徒の保護者ですので、ここはおのおの身に染みているところです。
私たちは非営利団体として当然ながら利潤追求はせず、切り詰められるものは切り詰め最低経費で運営しています。

学校の沿革

2009年、8人の保護者が立ち上がりました。
フランスに居を定めた日本人の家族にとって、現地における学校教育と並列して我が子の日本語教育は何より大切なことです。
日本社会で通用するきちんとした読み書きと会話表現を身につけさせたい。
同時に、バカロレアを迎えたあかつきには LV (外国語)で日本人の親を持つ子どもにとって有利とされる日本語を選択し好成績を上げられるまでの実力をつけさせたい。
8人の保護者は、先生を迎えて我が子らのために日本語教室を開きます。
授業は、保護者のひとりの家族が経営するカフェの片隅で始まりました。
「教室」を借りるには何らかの組織であったほうが望ましいと知るや、フランスの法律にのっとり非営利団体 Association loi 1901 を立ち上げます。

1年後には、ご厚意あって毎週土曜日に現在の教室であるサンロック教会の一室を借りることができ、ようやく学校らしくなってきました。
この時、日本の小学校教員一種免許を持つ先生を新たに迎え、小学校1年生から高校3年生までが勉強できる現在の形に至ります。
口コミだけで生徒が増えて今日までに26名の卒業生を送り出し、全員がバカロレア第1/2/3外国語 (LV1/LV2/LV3)を日本語で受け、そろってたいへん高い評価をいただいています。

2017年と2018年には先生の新旧交代があり、パリ周辺の公立高校およびグランゼコールの教壇に立つ先生を迎え、日本の社会と文化を基盤とする日本語 国語 とフランス学校教育の現場に即した日本語とを融合させた授業が行われることになりました。
現在も当初の志のまま現役生徒の保護者が運営し、3歳から18歳までの、おもに日仏家族の子どもたち 20~30 名が目を輝かせて日本語の勉強にいそしんでいます。